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福井県敦賀市の土地家屋調査士・行政書士 阿部正貴のつぶやき
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福井県敦賀市という片田舎で、土地家屋調査士・行政書士事務所を営んでいます。
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「震災報告会」にて


何日か前のブログにも書きましたように、宮城・福島・岩手の3つの土地家屋調査士会にて合同開催された
「震災報告会」に、先日の15日~16日の2日間をかけて行ってきました。
1日目は、写真のとおりの報告会と、夜に懇親会が予定されていて2日目は被災地の視察という日程でした。

今回申込みをした動機としては、現在の被災地の様子を見ることや、実際に被災された方の生の声を聞いたりであるとか、被災直後同業の方々は土地家屋調査士としてどのように活動をされていたのか、というところに興味があったからです。
それとともに、普段お話できないような方々とお話したりするのもそうですし、仙台の牛タンも食べたいと思っていました。

報告会の第一部で、各会の被災された方がご自身の体験を語るというのがありました。
岩手県大船渡市の会員のお話のなかで、地元では昔から「津波てんでんこ」という言葉があると聞きました。
意味としては「津波が起こりそうになったら、何もかもを捨てて逃げなさい。時には家族さえも・・・」とのことです。
また、福島県の双葉町と富岡町の中間地点で事務所を営まれていた会員からは、避難生活を余儀なくされているお話をお聞きしました。

「がんばって」って言うのもためらってしまう気持ちになりました。本当にかける言葉がありません。


DSC02075_convert_20121217225053.jpg

2日目の被災地視察では、荒浜地区というところに行きました。
写真のここには家が建ち並んでいたそうです。
ご覧のとおり、すすきが生い茂っていて、見渡す限り何もなくなってしまっています。
ところどころに建物の基礎の跡があるのみです。




DSC02083_convert_20121217225130.jpg

この辺りでは小学校と、ここの建物が唯一原型を留めていました。
でも、とても住める状態ではありませんでした。
屋根の上に、他所の家の屋根が乗っかってしまっています。


東日本大震災の被災地の様子を見たのは昨年の年末に岩手県の陸前高田市に行って以来でしたが、
今回被災地を見て回った実感としては、山積みになったがれきが片付いてはいるものの、
復興は全くしていない、ということでした。


今週末、今度はJC活動の一環でまた陸前高田に行きます。
現役最後のJC活動、できることを精一杯やろうと思います。

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