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福井県敦賀市の土地家屋調査士・行政書士 阿部正貴のつぶやき
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福井県敦賀市という片田舎で、土地家屋調査士・行政書士事務所を営んでいます。
仕事やプライベートなど、様々なことを書いてみたいと思います!

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餅は餅屋に限る。
更地

みなさん、こんばんは。
福井県敦賀市の土地家屋調査士・行政書士の阿部正貴です。
前回から比較的早い更新になります。自分の中で。
いつもこのぐらいで更新できるといいんですが(^_^;)

先日、「建物滅失登記」のご依頼をいただき、現地調査に行ったんですね。
(写真の場所ではないですよ)
要は、お客さんの言ってる取り壊した建物が、登記簿に挙がっている建物に
間違いないこと、だからその登記簿を消す手続きをして構わないこと
を確認しに行ったわけです。

現地調査の結果、客観的にどうやらその建物に間違いないんだろうな
ということがわかりました。

元々自分がよく通る道路沿いで、偶然取り壊す工事をしているところを見ていたとかいう場合は
別として、「本当にその建物だったのか」ははっきりとはわからないことが多いです。
ご依頼を受けるのが、既に取り壊して写真のような風景になってからが大半だからです。
法務局に建物の図面がないケースもあったりして、また現地に行ってもよくわからない場合は
空中写真(飛行機から撮った写真)や、市役所備付の地番図を調べたり近隣の方から聞き取りを
したりもします。

もし万が一、現存している隣の建物を誤って滅失登記してしまったとしたら・・・・
登記を元通りにするだけで済まない場合があります。
そしてもしその建物に抵当権がついていたとしたら、
附従性(対象物件がなくなった以上そこについている権利も当然なくなった、とする考え方)
で、担保の登記もろともその建物の登記簿全部が消えてしまうことになるので
考えただけで身の毛もよだつことに・・・( ̄∇ ̄;)

最近、地元の法務局職員の方が、本人さんによる登記申請の相談に対応して
いるところをしょっちゅう見かけます。
もちろん、ご自身でできるのであればそれにこしたことはないんでしょうが、
場合によってはやっぱりプロに任せたほうが安心ですよ。

と、その現場で悩みながらそんなことを思いました。


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